民宿「誕生地」~長州(15) [萩の吉田松陰]

SH3B0046.jpgSH3B0046 山の方へ
SH3B0047.jpgSH3B0047民宿「誕生地」
SH3B0048.jpgSH3B0048自己主張している茅葺屋根

城を背にして山の方へと私は歩いている。
城の方から見れば、川を渡ってさらに山の方へと登っている。

士農工商の身分制度から見れば、おそらく農民の住む区域である。
しかも山に近づくほどに身分は低いものたちだろう。

吉田松陰が生まれた家の江戸時代のポジションが何となくわかってきた。
理屈ではなく、城との距離との関係で体で「わかる」ということだ。

まだ訪ねていないが、高杉晋作や木戸孝允などの住まいはずっと背中の方向の城に近い市街地にある。

松陰の生家は、僻地といっていい山間地にあるようだ。

普通の民家の玄関先に木製の看板が下がっている。

「民宿 誕生地」と書いてある。

吉田松陰の誕生地を訪ねる客の泊まる宿である。

その先に広い駐車場があり、茅葺の屋根がくっきりと現れてきた。

瓦屋根の家屋の中にポツンと存在する茅葺屋根は、それが歴史的遺跡であることを遠目からもわからせてくれる。


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