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原発との戦いはこれからが本番になる。 [つれづれ日記]

原発との戦いはこれからが本番になる。

「プルトニウムを検出、燃料棒から放出の可能性―作業は継続」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=aayWz1LGSmC4 3月29日(ブルームバーグ発)

土壌からプルトニウム微量検出…福島第一原発
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110329-OYT1T00003.htm
ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011年3月29日00時04分 読売新聞

本当の敵はヨウ素でもセシウムでもない。

「プルトニウムは毒性が強く、半減期がプルトニウム239で2万4000年とされるなど極めて長いため、放出の可能性には懸念が強まっていた。」(ブルームバーグ)


本当に安全か?! 川崎市民 [つれづれ日記]

60%ほっと一息 川崎市放射線量 20110327.jpg
今日の川崎市の放射線量

これは川崎市の大気中の放射線量データです。(過去24時間と過去1ヶ月)

水の放射性物質混入問題は地域的にまだ発生しているようなので、注意を継続すべきですが、大気は改善の兆しが見えます。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=3&Type=W
(ここでリアルタイムにチェックできます)

川崎市のモニタリングデータでは、3月14日の福島原発第一の事故発生以来、2度の放射線量増加がありました。

とくに3月20日以降は高止まりしており、モニタリンググラフの上限を超えたままで、グラフの中(安全管理範囲と思われますが)から上に飛び出したままの状況が続いていました。

しかし、3月27日午前7時現在、過去24時間に放射線量は緩やかではありますが減少しつつあり、ようやく7日ぶりにモニタリンググラフの目盛り内に入ってきました。

最悪の「人間による制御不能事態」は回避され、主導注水制御とはいえ、やや人間による制御範囲の内側にあると判断いたしました。

安堵した次第です。
みなさんも「大気に関しては正当に安心」してください。

今日は洗濯物を外に干そうかなあ、などと前向きに空を見上げているところです。

このまま東電が100年、1000年の間、今の努力を継続していくことが必要になります。

東電には最後まで頑張っていただく必要があり、それは原発で利益を得てきた彼らが背負う「当然の義務」であり、これから1000年の使命です。

川崎市から、久しぶりの「明るいお知らせ」をお伝えいたします。

では・・・[どこまで減少すれば安全か?!]

川崎市の福島原発事故以前の「通常放射線量は、約25nGy/h(ナノグレイ毎時=0.8ナノシーベルト毎時)でした。
これは主に宇宙から地球へ到来する宇宙放射線量によるもので、大気中から放射能を発生するものはありません。

福島原発事故により微細な放射性物質各種が空へ舞い上がり、風に流されて川崎市の大気中を浮遊しながら、放射線を発生し続けたために、添付図のような放射線量の増加という異常現象を発生させたものです。

テレビ報道は放射線量は微弱で1年間浴びたとしても健康に問題ないと繰り返し説明していますが、それは一面正しい。
しかし片手落ちの説明です。

空中を浮遊している放射性物質を吸い続けても発ガン確率は変わらない」とは決して言えません。
わずかであっても累積して体内に蓄積した分だけ,将来の発ガン確率は微増するはずです。
それもただちに健康に害はないといえるものですが、吸わないことに越したことはありません。

福島原発事故以前の通常値だった約25nGy/h、それが無理だとしてもせいぜい約50nGy/hレベルにまで低下したとき、私は外でマスクをはずして深呼吸をしようと思っています。


さて、ここ1~2週間川崎市で私が被爆した量はどれほどの危険性があったのでしょうか?
NHK総合テレビでの解説委員の説明を参考に計算してみました。

μシーベルト(μS)に統一します。

例)環境モニタリングサイトには、川崎市の通常の放射線量=約25nGy/hと表示されています。
約25nGy/h×0.8=20nS/hTなります。

川崎市の通常の放射線量を浴び続ける場合、1日当たりの放射線被爆量は、

20nS/h×24h/dです。

これを1年間浴び続けると、
20nS/h×24h/d×365d/y=175,200nS/y=175μS/y となります。

大人の許容放射線量は1000μS/yですから、それより少ない値になり、「川崎市の通常放射縁量」は人間にとって安全な量です。

一方、宇宙放射線による大人の年間被爆量は2400μS/yだそうです。

また、胸部X線診断の場合の被爆量は6900μSだそうです。

この1週間の福島第一原発事故により、川崎市の放射線量は約250nGy/hを数日間越えていた可能性が高いと思われる。

(モニタリングサイトのグラフの上限が150nGy/hで、それを数日間越えたまま振り切れていた。)

この異常事態(約250nGy/hと仮定)が丸1年間継続する場合の年間被爆量を計算してみると、

約250nGy/h×0.8=200nS/h
200nS/h×24h/d×365d/y=1,752,000nS/y=1,752μS/y となる。

これは1年間の許容放射線量を越えているが、その大きさは宇宙放射線量被爆のおよそ(1,752μS/y)/(2400μS/y)=73%の量に相当する。

以上、放射線量そのものによる人体への影響は小さかったようである。
しかし、だからといって空中に浮遊する放射性核種を微量だから体内に摂取しても安全だとは決していえないはずです。

報道は前記の放射線量だけを上げて安全だといっていますが、おそらくそういう科学者自身はその家族には屋内退避を呼びかけていることでしょう。

あえて大気に放射性物質が浮遊している時期に屋外に出て呼吸をするなと言っているはずです。

家族に注意する内容を、テレビを通じて国民に呼びかけるべきでしょう。


ご安全に!

菅さんへアドバイスです [つれづれ日記]

長期変動.jpg「放射能の長期変動」
チェルノブイリ原子力発電所事故(Wikipedia)より引用

事故後100日を経過して、半減期30年のセシウム137が急増していることに注目してください。
それが30年後もまだ増加しています。

被災者を関西以西へ移住させるべきです。

3号炉の末期の姿を想像し、それが左右へ連鎖していくことを想定して、一番弱者に安全な住まいを与えましょう。

首都圏住民のニーズで建設させた原発です。
しばらくは首都圏住民は移住禁止してこの場で戦っていきましょう。

報道で図面を見る限り通電によって機能回復することが期待されますね。
しかし、自衛隊が撮影した3号炉の上部の様子を見ると、完全破壊されていると見るべきでしょう。

粉々になってはいませんが、放射能を完全保護する目的の圧力容器や保護容器が亀裂を持っているとすれば、それは機能不全でしょう。

そこへ水を掛けている行為は、何もしないよりはましという考え方のようです。

つまり、土人や小学生でも同じ結論に至る。

そういう対策を実施しているに過ぎないでしょう。

1,2号機、5,6号機は通電である程度冷却機能が回復することが期待されます が、その間に3号炉の炉心溶融が進んでいけば、溶融の誘発を起こして連鎖していくでしょうから、生き返った冷却機能も外から熱破壊されていく可能性があります。

設計で想定していなかった事態に突入している以上、想定外の出来事がおきる可能性は高いでしょう。
米英仏はそれを恐れて撤収を始めたのでしょう。

被災者を関西以西へまず移すことを優先すべきでしょう。

政党としてまともに機能するのであれば、管さんはこれを一読してくれると思います。

もしパニックになっていれば、あの穏やかな顔の防衛大臣に命をお任せする他はなくなるでしょう。

トホホ。

ご安全に!

避難民40万人を大阪以西へ移住させてあげよう [つれづれ日記]

03220630川崎市千鳥局放射線量過去1ヶ月推移.jpg
過去一ヶ月の放射線量推移(川崎市)

201103221610KAWASAKI A.jpg
川崎市の今日の放射線量はグラフの天井に張り付いたまま。(一体福島で何が本当に起きているのか?!)

『チェルノブイリからの証言 続』ユーリー・シチェルバク(著)、松岡信夫(訳)(技術と人間1989年)という本があるそうだ。

「歌謡コンクール作品にも影響が……。」あったそうだ。

「歌謡コンクール部門で
第一位になったのは「風よ、ウクライナから吹くな」、

第二位はA・プガチョーフの「黒雲よ、飛び去れ」、

第三位はV・レオンチェフの「そしてみんな逃げる、逃げる、逃げる」だった。

(「チェルノブイリからの証言」より引用)
http://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/6b6ec738d7dd332020de13953210c303

今までひと事だとおもっていた。

今日の川崎市には、昨日の福島の「黒い雲」の粒子が小雨で凝縮されて降り注いでいる。

グラフは天井に張り付いていて、想定していた管理領域を超えたままである。
収まる気配などない。

民放法はそろそろ平常時の娯楽番組を放映し始めた。

本当にそんな甘い心がけで原発事故を乗り越えられるのであろうか。

私は被災者40万人をこれから全員大阪以西に移住させるべきだと思っている。
それは政府の政治決定でしかできない。

菅さんの『初仕事』になろう。

総理になってから内輪もめばかりでろくな仕事をしてきてこなかった。

ここはできのいい政治家としての手腕をフルに発揮してもらいたい。

災害弱者をこれから被爆させるようなことでは政府の使命を達成したことにはならない。
もっとも弱い被災者たち、中でも発ガン確率の高い妊婦と幼児を優先して大阪以西に移住させましょう。

それを拒絶して居残った人々は被爆を覚悟する必要がある。

首都圏住民は自らのエゴの犠牲になった東北の人々の移住先が落ち着くまでは首都圏に張り付いて放射能と戦うべきである。

数年経過後に、首都圏住民の移住も認めるようにしたらいい。

これが冗談に聞こえる間は、私たちは幸福である。

3月22日の川崎市の放射線量の許容度合いは? [つれづれ日記]

03220630現在川崎市千鳥局放射線量増加中!.jpg
03220630現在川崎市千鳥局放射線量増加中!
03220630川崎市千鳥局放射線量過去1ヶ月推移.jpg
03220630川崎市千鳥局放射線量過去1ヶ月推移

いずれも下記サイトから引用した。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=3&Type=W

「3月22日の川崎市の放射線量の許容度合いは?」

過去24時間の川崎市放射線量と過去1ヶ月のものを掲載する。

3月の2回目の危機の中にいま私たちはいることがわかる。

であるのに、政府は落ち着け、冷静に行動せよというだけである。

なお、単位は毎時ナノグレイ(nGy/h)で表示されている。
テレビ報道で使用されているμSy(マイクロシーベルト)との換算は以下の通り。
1Gy/h=0.8Sy/h

つまり、ナノグレイの数値に0.8を掛けるとナノシーベルトとなる。
ナノグレイの数値に0.8を掛けて更に1000で割ると、マイクロシーベルトとなる。

川崎市の通常放射線量は8~85nGy/hである。
これは主に宇宙から来るもので、福島原発や東芝工場から決して漏れては来ない。
3月22日午前6時現在、川崎市の放射線量は150nGy/h(=120nSy/h)を越えて更に増加中。(3月21日午前9時以降、その状態が21時間も継続中)

確か3号炉への注水は6時間半だったと思うが、それを越えてずーっと高くなっているのは福島原発が新たな局面に入ったことを示唆しているように思われる。

通常値の最大値85nGy/hの約2倍の濃度が安定的に21時間も継続しているからだ!
もし川崎市の屋外で年中労働作業をしている人がそれを浴びると、
1年間=(365日―休日96)×24h=6456 h
120nSy/h*6456h/y=774720nSy=774.7μSy/y<<2400μSy/y

人間が1年間に浴びてもよいとされる放射線被爆量は2400μSy/yだから、まだ川崎市では屋外労働作業はやれるということになる。

よってまったく気にせずに屋外で遊びまわってもよいかどうか、意見が分かれるところである。

テレビ報道では「放射線量だけ」を論じているが、それで議論する限り、それでよいということになる。

ここに東電や政府関係者の用いる悪質なマジックがある。

現在東電が日本国土にある種の放射性核物質を振り撒いているから、それが川崎市にも飛来して大気中で放射線を発生しているのである。

通常の放射線量8~85nGy/hというのは、ギャートルズの太古以来人類の祖先たちが長い間浴び続けてきた宇宙放射線であるから、遺伝子はそれに耐えて生きてきた。

ところが2倍に増加している放射線量の増加分は、福島第一原発第3号炉のMOX燃料の炉心溶融によって空中に飛散している核物質による放射であろう。

東電や政府はその詳細を明らかにしていない。
その能力があるかどうかさえ怪しい。

国の科学者たちは当然プルサーマル導入時の検討やMOX燃料研究成果として知っているが、なぜか今は口をつぐんでいる。

報道によれば、川崎市に飛来している核物質はヨウ素131とセシウム137の二つだと理解されるが、その報道が真実を報じているかどうか、国民は確かめようがない。

第2次世界大戦時、危機に接したときの国の報道の怪しさはかなりのものであったが、今日で同じことが十分存在し得る。

私はMOX燃料の溶解によってアクチニド(悪散る二度)が飛散されているのではないかと恐れている。

国が知らせてくれないなら、国民はそれを一体誰に聞けばいいのだろうか?

NHKはあれほど毎日流してきた海外ニュースソース、米CNN、米ABC、英BBCなどの放映を中断してしまっている。

国民は海外の真実を知らせるニュースが聞けない状態に置かれている。
これは第2次世界大戦時の日本政府の報道スタイルに酷似している。

雨の日の外出リスクは約5割増! [つれづれ日記]

雨による放射線量増加リスク.jpg川崎市の過去1ヶ月の放射線量測定データ(雨量との対比)

小雨といって馬鹿にできないことがわかりました。

3月21日午後9時のNHKニュースで福島、群馬、茨城各県にほうれん草の出荷停止と東電による損害賠償の方針を告げる枝野官房長官のプレス発表が流れていました。

首都圏の放射線量計測データからこうなることは予想されていたのですから、政府も早めに国民に防御体制をアドバイスするべきではなかったか。

汚染の広がりと風向きとはそれほど関係がない様子です。

それは放射性核種が揮発性物質であるために一瞬にして大気中に拡散するためだと思われます。
ガソリンやシンナーの匂いがビンや缶をあけた瞬間広がる様子を思い出せばいいでしょう。
風上だから絶対匂わないということはありません。

よって「風上は被爆しない」という考え方は捨てるべきでしょう。
たしかに汚染の程度は風下のほうが大きいことは確かでしょうけど。

東電と国による損害賠償を前提とし、「一早く汚染野菜の出荷停止措置を行った」ことは、そうしなかったために多くの国民に体内被爆をさせたチェルノブイリ事故と対比して優れた政治決断だと評価します。

菅総理が、エイズ事件解決のときのような国民目線にたった本来の政治を始めたように感じます。

国際社会は人命を尊重する本日の日本政府の処置を高く評価すると思いますし、原発を持つ新興国などは今後の緊急事態マネジメントのお手本として学習しているはずです。


日本国民各位も、賢明な防衛処置を自ら工夫して実行すべきでしょう。
世界は日本の危機管理の現状を、ネットを通じて固唾を呑んでリアルタイムに見ています。

雨の日は被爆リスクが高まると報道で説明されていますが、どれほど高まるか説明がありません。

そこで川崎市の過去1ヶ月の放射線量推移とその日の雨量との対比を行いました。


その結果、私なりに雨の日の外出リスクを割り出しましたので、参考値としてお伝えいたします。

①雨の日の放射線量はそうでない日の約1.5倍に増加する。
②雨量の増減による放射線量の増減は2~3割程度しかない。

つまり、おしめり程度の雨であっても、「雨」が降っている限り、放射線被爆リスクは約1.5倍に増加する。

よって、小雨の日であっても雨の日ならば不要不急の外出は避けるいでしょう。

帰宅したら風呂のシャワーで傘を流水で洗う。
もしくはコンビに傘などなら使用後に廃棄処分する。

そういうことをこころがけて、30年間以上もの長い間、放射能を出し続けるセシウム137を体内に取り込まないように注意したい。

以上、粗い検討ではありますが、雨天時の放射線被爆リスクの増加を定量評価してみました。

21日16時現在放射線量減らず!川崎市 [つれづれ日記]

3月21日16時現在変わらず.jpg
(前ページと同じサイトから引用)

昨夜21時~今朝4時頃までの間、6時間半にわたって福島第一原発3号炉へ注水し、その際に大気中に飛散した核物質が首都圏へも降下している。

21日午前9時頃から川崎市の放射線量は通常値(25~30前後)の6~7倍を示して下がらず。

16時現在でもその濃度を維持している。

注水期間6時間半と同じ時間を経過しても下がる気配がみられないのはなぜだろうか??

4時間経過後の3月21日川崎市放射線量ー変わらず [つれづれ日記]

b80川崎市の過去24時間の放射線量推移3月21日.jpg
川崎市の24時間の放射線量(下記サイトより抜粋)

a80川崎市の過去1ヶ月の放射線量推移.jpg
川崎市の過去1ヶ月の放射線量(下記サイトより抜粋)

注)川崎市(川崎駅前の東芝周辺)の千鳥局の放射線測定量を下記URL アドレスでリアルタイ ムにごらんいただけます。 http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=3&Type=W

単位 毎時nGyとは.jpg
単位 毎時nGyとは(同上サイトより)

午前10時10分に川崎市東芝周辺(千鳥局)の環境モニタリングを確認したときは145nGy/hでした。

約4時間経過後の14時20分の濃度は134.8nGy/hとまだ高止まりが続いています。

昨日までは約40nGy/hで安定していましたので、20日21時~21日4時までの福島第一原発3号炉への大量注水による放射能物質の大気中の飛散による影響だと思われます。

テレビ報道では健康にただちに被害が及ぶものではないから安心せよと間違ったメッセージが堂々と流されています。

飛散した放射性物質から放射される放射線量が健康にただちに害を及ぼさないのは事実ですが、大気や雨に含まれる微量な放射性物質を体内に吸引したとき、極微量な放射性物質が健康に直ちに害を及ぼすかどうかは確率の問題であり、発ガンリスクを増加させることは自明です。

よって、首都圏で生活していても、室内に待機することは有力な体内被曝防衛戦略となります。

そのことを政府やメディアはあえて触れないように気を使っているようですが、それは言い換えれば放射性物質を知らないで国民の体内に取り入れてもいいという態度になります。

きわめてルーズな国の放射性物質汚染対策の姿勢である!

放射線量を知らせるだけで、体内被曝の可能性のある放射性物質の種類と危険性、濃度については一切情報を秘匿していることになります。

自分の健康は自分で守るしかありません。

国の態度がこのような低レベルだから、福島の現場へ乗り込んだ東京都消防隊長が泣くわけです。

首都圏での放射性物質飛散の様子を見るには? [つれづれ日記]

3月20日21時ころから6時間半にわたり大量の水を福島第一原発第3号炉に注水しています。
終わったのが21日早朝4時ころ。

その15分ほど前に開かれた記者会見の様子です。

3号炉はプルサーマル営業運転を2010年10月から開始し、危険なMOX燃料を

混ぜて燃焼していたもの。

そこへの大量注水は深夜に猛烈な水蒸気の吹上を起こしたものと推測されます


今朝3月21日の川崎市の放射線量を見ますと、今朝6時ころから増加を始め、午前10時現在で昨日の約4倍の量に達し、さらに増加中です。

川崎市(川崎駅前の東芝周辺)の千鳥局の放射線測定量を下記URL アドレスでリアルタイ ムにごらんいただけます。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=3&Type=W

(八王子に近い方は日野市の下記サイトが参考になるでしょう)
http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html

3月21日と22日は首都圏にこれらの放射性物質が降下する恐れがありますので不要不急の外出は控えましょう。
もし外出するときは花粉症対策と同じ格好で出かけ、帰宅したら手洗い、うがい、できれば風呂でシャワーを浴びましょう(=除染)

放射能をこわがりすぎて病気なっては元も子もありませんが、無視して浴び続けることも賢い選択ではありません。
『慎重な行動をとったとしても、結局何もなかった』ということが、とても幸福なことです。

深夜国民が寝静まっている間に猛烈な注水作業を実施した原子力安全保安院と東電の記者会見の様子を記録しました。
国民はぜひ全員読む必要があると思いました。以上

3月21日午前3時35分の原子力安全保安院、東電記者会見

営業本部 生野

自宅で記者会見のテレビ録画(一部)を再生して以下に筆記しました。

[所感]
重要な局面が迫っていることを感じましたが、隔靴掻痒たる当局の説明は今までどおり続いています。
危機管理レベルの上昇に応じて、国のアナウンスもレベルを上げるべきだと思いました。

そろそろ『記者会見の場で記者の質問に即座に回答できるレベルの知識と権限を持つ人物』に情報公開業務を担当させるべきでしょう。以上


[3月21日午前3時35 分の原子力安全・保安院会見の様子](日本テレビ放送を録画再生)
( )は記者の質問、注)は生野の注記です。

[東電]5号機の冷温停止まで20日の14時30分、これは非常用ディーゼル発電機を使って冷温停止まで至りました。
その後起動用変圧器まで受電することができました。というのが20日の19時52分になっております。

(聞き取れなかったが、記者から確認の質問があった模様)

[東電]えーと、外部電源がAトランスまで行ったと・・・

(受電に成功したということですか?)

[東電]ええ、今確認しましたのはもう外部電源で動いていると聞いています。

(3番線の鉄塔が壊れたんで、4番線の鉄塔を借りて移すという話で、作業に結構時間がかかると・・、1日くらいかかると聞いたのですが・・その部分はわかっているのですか?)

[東電]・・・・
(外部電源に20日の夜に渡すという理解でよいのですか?)

[東電]すみません。結論のとこだけしか聞いていなかったのですけど、今はもう外部電源で動いていると聞きましたが・・・(笑いながら)

(送電線の電気を使って、もう炉水の循環も・・)

[東電]あのう、非常用電源じゃなく送電線を使ってやってくる電気でまわしていると聞いています。

[東電]あのう、すみません。発電所の中のすべての電源系が回復したのではなく、今まで非常用のディーゼル発電機を回して動かして、あのポンプとか回してましたけど、この電気が送電線から来た電気に置き換わりましたというだけで、まだほかの系統でいっぱい使っていない、これからあのう通電して、使えますかということを確認してから通電していかなければならない系統がまだいっぱいありますけれども、そちらの方の作業はこれから引き続きまだ行われます。

これまで動いていた電気を通電して実際ポンプを回していた系統につきましては、非常用電源でまわしていたものを今度は送電線で送られてきた電気でまわすように今なっています。そういう状態です。

(すみません。先ほどからもう少し宿題とおっしゃっていたアクシデントマネジメント、緊急時の放射線対応ソク?システムのことなんですけど、緊急時のシステムのことなんですが、今日から明日にかけてまた風向きとかの関係で関東までその放射性物質が流れる可能性があると。そうすると千葉とか埼玉の農家の人がどう対応とればいいのか判断の基準になるかもしれないので、なるべく早く公表していただきたいと思うんですけども、そんなに公表するのにためらう理由があるんでしょうか?
何か公表できない理由があるんだったら、先におっしゃっていただければいいんですけども、ずるずる延びてしまうとあとで農家の方から非難が来るかもしれないし、なるべく早く公開して欲しいんですが。)

―左から保安院2名と東電1名は、いずれも記者の質問をメモに記録することに集中しており、その目は机の上の紙を見たままである。―
―画面左端からメモ書きが示され、保安院2名が左を向きながら何かしゃべっているがマイクははずされて音声は流れていないシーンがしばらく続く。-
東電は机の上の自分の資料に目を落としているだけで、画面左端隠れている人から保安院2名への説明に耳を傾けていない。(この質問への回答義務は保安院マター(問題)であるという雰囲気が感じられる。-

―真ん中の会見での保安院スピーカー(いつものメガネの人)が右端の東電へ向かってともに同じひとつの資料をめくりながら何かを相談している。無音―

―東電は「ええ」とだけ答えた模様、その後まもなく保安院スピーカーはマイクを取り上げて説明を始めた。-(この映像からは保安院が東電にしゃべってもいいかと了解を得ているような場面に見えた。)

注)この記者の質問内容は、東電に了解を取るようなことではなく、保安院の国民の安全管理姿勢を正すものであるから、保安院が自らの考えを毅然と表明すべきものであると思われる。

[保安院スピーカー]
あのう、おっしゃった主旨はわかりましたので、であのう、ちょっと頭に置いておきます。
(この質問をした記者を上目使いに見ながら、首を立てに数回振りつつ回答した。)

注)この国民にとって重要すぎる質問に対して、このような先送りの回答で済ませる保安院の態度に驚かざるを得ない。炉心溶融事故という緊急事態発生中の記者会見であることを忘れてしまっているかのように見えた。

(ちょっと確認したいことがあるんですが、計器の話で炉の温度とか、計測器が復旧ってのは、やはり原発の冷却槽停止には欠かせないものという認識はありますか?)

[保安院スピーカー]
炉内温度と何でしたっけ?

(温度とか、そういう計測機器です。)

[保安院スピーカー]
人間でいえば目や耳という感じで、欠かせないものです。
そういうことだと思いますので、欠かせないと思いますが・・・

(改めて、どういいった意味で欠かせないのか、ちょとご説明していただけますか?)

[保安院スピーカー]
あのう、まっ、今回は、このう、津波を中心とする天災によって、あのう、そういう計測類が殆どそのう失われた状況になって、そういう中で非常にこのプラントの状況を知ることが困難になって、困難な中での対応になってしまったんですね。
えー、なるべく早く、そのう、プラントの中で何が起こっているかということを正確に知れるような、そういう計測類を回復させるということが、そのう、正確な診断をして、まあ正しい手を打てる、一番いい道だろうと思います。
まあ、あのう、今までとってきた手は、あのうそれなりに、その都度その都度ベストな手をとってきたと思いますけど、しかしよりえー、なんといいますか、的を射た手をしっかり、あのう打つためには、しっかり計測器系に類いが重要だと思います。

(あと、もうひとつお伺いしたいんですが、ちょっと話が変わるんですけど、さきほど海の海水の話なんですけど、海に流れ込む話なんですけど、安心情報でなにかちょっとわからないんですけども、漁業関係者やその周辺への影響というのはどういったことを考えられるのか、お伺いできますか?)

[保安院スピーカー]
・・・

―質問をメモに取っているのに忙しく無言のままペンをもつ手を動かしているー

(ただちに危なくないとか、そういったことになるとは思うんですけども)

[保安院スピーカー]
―左隣に座るもう一人の保安院関係者に何か一言話をし、その回答を「うん?」と身を傾けて耳を向けている。この間マイクははずされ無音のままである。-

―保安院スピーカーは左隣からの説明に「うん?」「はいはい」とうなづきながらマイクを持ち上げた。-

[保安院スピーカー]
あのう、まあ、なかなかいまこれを、その水がどういう風にどこを通ってどう流れてくるかということを知ることが非常に、まあ難しいので、えー、あまり軽々にはいえないと思いますけども、あのう、水の量、膨大な量の水ということからして、えー、まあ、あのう、そんなにそのう大きな影響を、あのう人体や、あるいはそのそれを影響を受けた魚介類を経由しての、人間が摂取することによって影響を受けるということに、えー、なるということに、大きな、そのう危ないことになるということは考えにくいと思いますけれども、もう少しそこは検証してみないといけないと思います。

(昨日(3月20日)の午前中にも出たと思うのですが、ドライベントする場合ですね、えーこれ誰が決めるのか、最終決断は誰がするのかというのと、事前にどういった形で保安院に相談が来て、保安院はどういう形でこれに関与するのか、午前中にも話でましたけど、事前にこれを告知するというのは大きな問題だと思うのですが、であのう、これをどうするのか?それからあのうドライベントをするっていうことは重大な意味があるということを認識しているのかどうか、とくに放射性物質、ヨウ素ですね、大量に放出するということですね、そういう認識についてお伺いしたいのですが)

[保安院スピーカー]
あのう、それにはあのう、ドライベントというのはおっしゃるとおり、あのう排気塔を通るにしても水をくぐらせないので放射性物質の量は多くなるわけですね。
ですからあのう、これはあのう、どうしてもそれを使わなければいけない危険性のあるときにのみ、あのう使うということだと思います。

それについては、あのう当然、えーそのう、事前に電力会社なりから、電力会社から、保安院のほうへはこういうことをやりたいという、やらざるを得ないという話があって、保安院としては、あのう、まあ、この組織としての意思決定をしてですね、意思決定というのは、あのう、基本的に責任のあるトップになると思いますけど、はっきりいえば大臣を含めてしっかり検討したうえで、えー、やむをえないという決定を下すということだと思います。

(・・記者の質問があったが小声で聞き取れず)
[保安院スピーカー]
それはそうだと思います。

(やらなくて済めばやらないと?)

[保安院スピーカー]
もちろんそうです。
やらなくて済めば何とかやらないで済むようにしたいと思います。

―左端の保安院がスピーカーを素通りして右端の東電にメモか資料を歩いていって渡した。-
[東電](笑いながら)
2点3点して度々申し訳ありません。
えーと、今まだ非常用発電機で、今まさに、あっ先ほどの5号機のですね、あのう電源ですけども、もうあのう外部電源につながって、そちらの電気が供給されていると申しましたが、今まさに外部電源に切り替える作業をやっているところだと、どうもすみません。
ちょ、ちょっと、あのう、早く結果を申し上げ過ぎました。失礼しました。

(朝日新聞ですけど、今あのう、ドライベントする場合、大臣まで含めてしっかり検討したうえで決定を下すとおっしゃったのですが、さきほど2号で実際でたかどうかは別にして、ドライベントをやれる状況にしたという話があったと思うのですが、そのときもそうすると大臣まで含めて検討したうえで、やむをえないという意思決定をしたんでしょうか?)

[保安院スピーカー]
―何度もうなずきながらー
そりゃあそうでしょ。
・・・
それは皆様にも説明して、苦渋の決断といいますか、そういう状態でした。

(あの時は、何時何分にしますというような告知はしていただけなかったと記憶しているんですが、違いましたか?)

[保安院スピーカー]
あのう、やることになる可能性大というようなその種のことだったように思います。何時何分というのは、あのうやっぱり情勢によって、そのう、さっき申し上げたように圧力によってあるところにきたらベントが開いて自動的に行われるということになりますんで、どうしてもそういう風に何時何分からきっちり申し上げにくい正確のものだと思います。

(時事通信です。冒頭、細かい話なんですけども、2号機の話で、今電源盤とかモータを緊急で発注しているってさっきおっしゃっていましたけども、もう少し細かく、どの部分に不具合があって、何を緊急に発注しているのかというのを教えていただきたいのと、その部分を交換しなければ2号機の設備だとかは一切復旧しないものなのか。)

[保安院スピーカー]
殿部分なのかということについて先ほど申し上げた以上の情報がありませんので、そこは確認したいと思います。
それから、緊急発注している部分というのは、それがあったほうが望ましいと少なくとも思っているものですし、あのう、基本的にはそうしないと先へ進めないことと私はそう思っております。

はい、電源盤、モータと申しましたね、あのう、海水に弱い類いの機器について緊急発注していると聞いています。

(共同通信です。すみません。ちょっと確認なんですけども、被爆した作業員がその100ミリシーベルトを越えている方が一人と聞いていたのですが、それは昨日新たに判明したのが、という意味でしょうか?


[保安院スピーカー]
ちょっと確認いたします。

(ドライベントのことなんですかども、さきほど2号機でですね、16日から17日にかけてドライベントをやったと(小さくふふっと笑いながら)いう風にいっているんですけども、何かそちらで把握されていませんですかねえ。)

[保安院スピーカー]
えーと、われわれは把握していません。

今のは発表されたということですか?
16日~17日のことですよね。
確認します。

以下略。

川崎市の放射線量は本日急増加中!(昨日の4倍を超え) [つれづれ日記]

川崎市放射線増加中3月21日午前10時15分現在.jpg3月21日午前10時の川崎市の放射線量(急増加中!!!)
川崎市(川崎駅前の東芝周辺)の千鳥局の放射線測定量を下記URL アドレスでリアルタイムにごらんいただけます。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=3&Type=W

(八王子に近い方は日野市の下記サイトが参考になるでしょう)
http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html

今日明日は注意しましょう!

昨夜9時から福島第一原発三号炉に6時間半もわたり大量の水を注ぎました。
今朝4時に終了です。

300km南の川崎市の放射線量は今朝6時から増加しはじめ、10時現在昨日の約四倍になり増加中です。

今日と明日はなるべくなら室内にいましょう。

外出するときはマスクサングラス帽子手袋を使用しましょう。


「放射性物質は東京まで達する恐れ=米科学者団体」
http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJPJAPAN-20051920110315#
2011年 03月 16日 05:31

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