雨の日の外出リスクは約5割増! [つれづれ日記]

雨による放射線量増加リスク.jpg川崎市の過去1ヶ月の放射線量測定データ(雨量との対比)

小雨といって馬鹿にできないことがわかりました。

3月21日午後9時のNHKニュースで福島、群馬、茨城各県にほうれん草の出荷停止と東電による損害賠償の方針を告げる枝野官房長官のプレス発表が流れていました。

首都圏の放射線量計測データからこうなることは予想されていたのですから、政府も早めに国民に防御体制をアドバイスするべきではなかったか。

汚染の広がりと風向きとはそれほど関係がない様子です。

それは放射性核種が揮発性物質であるために一瞬にして大気中に拡散するためだと思われます。
ガソリンやシンナーの匂いがビンや缶をあけた瞬間広がる様子を思い出せばいいでしょう。
風上だから絶対匂わないということはありません。

よって「風上は被爆しない」という考え方は捨てるべきでしょう。
たしかに汚染の程度は風下のほうが大きいことは確かでしょうけど。

東電と国による損害賠償を前提とし、「一早く汚染野菜の出荷停止措置を行った」ことは、そうしなかったために多くの国民に体内被爆をさせたチェルノブイリ事故と対比して優れた政治決断だと評価します。

菅総理が、エイズ事件解決のときのような国民目線にたった本来の政治を始めたように感じます。

国際社会は人命を尊重する本日の日本政府の処置を高く評価すると思いますし、原発を持つ新興国などは今後の緊急事態マネジメントのお手本として学習しているはずです。


日本国民各位も、賢明な防衛処置を自ら工夫して実行すべきでしょう。
世界は日本の危機管理の現状を、ネットを通じて固唾を呑んでリアルタイムに見ています。

雨の日は被爆リスクが高まると報道で説明されていますが、どれほど高まるか説明がありません。

そこで川崎市の過去1ヶ月の放射線量推移とその日の雨量との対比を行いました。


その結果、私なりに雨の日の外出リスクを割り出しましたので、参考値としてお伝えいたします。

①雨の日の放射線量はそうでない日の約1.5倍に増加する。
②雨量の増減による放射線量の増減は2~3割程度しかない。

つまり、おしめり程度の雨であっても、「雨」が降っている限り、放射線被爆リスクは約1.5倍に増加する。

よって、小雨の日であっても雨の日ならば不要不急の外出は避けるいでしょう。

帰宅したら風呂のシャワーで傘を流水で洗う。
もしくはコンビに傘などなら使用後に廃棄処分する。

そういうことをこころがけて、30年間以上もの長い間、放射能を出し続けるセシウム137を体内に取り込まないように注意したい。

以上、粗い検討ではありますが、雨天時の放射線被爆リスクの増加を定量評価してみました。
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