あれが第二有壁の入口か~奥州街道(4-196) [奥州街道日記]

TS393407.jpgTS393407ようやく国道4号線に合流
TS393408.jpgTS393408稲田が尽きる前方の突当りが昼食休憩した場所
TS393409.jpgTS393409この道が双六分岐で左折したときの道

ようやく国道4号線に合流した。
車が沢山走っている。
人間が行き先を信じて行きかう場所に出会うと、現在でさえほっとする。
群れに戻ったという安心感がある。

歩道を歩いている人間は私ひとりだけではあるが、それでも進む方向をともにしているという安心感が湧く。

高架の国道を歩いていると、右手に稲田が見えてきた。
一度見たような光景であるが、この光景を先ほど反対側から眺めていたのだ。

稲田が尽きる前方の突当りが、先ほどみたらしダンゴを食べて昼食休憩した場所だった。

「山中の双六(すごろく)~奥州街道(4-194)」のところで「奥州街道 有壁方面」と書いた「赤い文字標識」のことを述べた。
そこを右へ曲がったために、私は双六(すごろく)ゲームのごとく「元の有壁宿」へと戻ってしまった。

あそこで左折していれば、この国道4号線にやってきたのである。

この車のわだちがついた小道が、先ほどの双六分岐で左折した場合の道である。

おそらくこの道の途中に「第二有壁」へと向かう旧街道が北へ分かれているのだろう。

歩道を歩く私の右手前方、下の写真で言えば左端の森影が第二有壁の始まりなのだろう。

確かに「有壁」の名前にふさわしい深い森である。
越えることが困難に思われるような山の壁が立ちはだかっていることだろう。

おそらく生涯二度と「第二有壁」を歩いて登ることはないだろう。
完全な自由を手にしたならば、ひょっとして第二有壁に挑戦するかもしれないが、そのときに私に壁を越えるだけの体力が残っているかどうかわからない。

元気なときでしか街道歩きに挑戦はできない。


TS393395マイクロウエーブの塔
TS393396林道は下り始める
TS393398どこかで見た光景??(古道の入口)

林道の坂を上っていくと、やがてマイクロウエーブの塔が立つ峠らしき場所へ着いた。
そこから右へ旋回しながら、林道は下り坂になっていく。

あまりに道路の旋回が大きいなと思いつつも、坂を下っていった。

しばらく降りてくると、右手に見たことのある光景が広がった。

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