400~500℃で六価クロムの生成は極大化する [六価クロムと健康への影響]

ある論文で読みました。
表面処理の廃液処理後のスラッジ(汚泥)処理の実験です。
スラッジを焼成して固めてブロックなどにしようとしていたのか不明ですが、常温から大気雰囲気中で加熱処理するときのデータです。

温度が400~500℃の付近でスラッジに含まれているクロム酸化物や金属クロムが酸化して猛毒の六価クロムに変化するということです。

極大化するということは、その付近で大量に発生したという意味だと思います。

クロム含有鋼鉄などを溶解処理したりする場合、表面にスラグが発生します。

それを別の容器(スラグパン)に受け入れて、自然冷却する場合、大気中雰囲気だと上記温度を通過することになります。

そこへ風での吹きつければ表面に発生した六価クロムの粉塵が大気中に舞い上がることになります。

軽度の場合は炎症を起こし、ひどくなると発ガンしますので、微細粉塵であるといっても健康上は注意する必要があるでしょう。

できれば窒素などの不活性雰囲気中で冷却することが望ましいでしょう。

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StepLat

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by StepLat (2020-03-22 14:00) 

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