私とオウム [つれづれ日記]

東大准教授の伊東乾(けん)さんの文章が好きなので、正月から彼の著書「さよならサイレントネイビー」を読んでいます。

昨夜までに下記抜粋の段まで読みました。あと1/3残っています。
昨夜読んだ最後の下りが印象的でしたので、最下段に掲載します。

わたし自身が「オウムを生み出す側にいた」し、「今もいる」ことに気付くことができました。
この本を読まなければ、そういう認識には生涯なれなかったと思います。

数ヶ月前に旧知の友人から頂いたメール文の中にこの書籍名がありましたので、昨年暮に買ったものでした。
まさかこれを読んで、「私自身の課題」が見えてくるとは思ってもいませんでした。

企業内のさまざまな問題もT大物理学科の問題と基本原理は同じであり、極めて日本人的かつ民族特有の問題に帰結されると思いました。

朝鮮半島にはそれにやや似ている問題が民族の類似性からあろうかとも想像しますが、それ以外の国にはない「日本人固有」の条件下の問題だと思いました。

この書籍名は日経bpの伊東先生の記事を愛読していましたので、以前から知っていました。しかし書籍の内容は全く知りませんでした。

先の友人との懇談の際に、友人の身内が類似の被害にあったことがあると聞いたのが私の身近な体験となり、この本の購買動機が高まったのでした。

私が本を読み始めたのは、尊敬する友人のことを少しでも理解しようとの不遜な動機でしたが、読んでみると予想に反して「私自身の問題の根源」を理解するために大変役立っています。

通勤電車内で座って読んでいますと、あっというまに目的駅についてしまいます。
それだけ本の内容に私が夢中になっているということです。

途中までの読書感想ではありますが、中間報告としてブログに書きました。

[p224の最後の文章を抜粋]

『「われわれが内なるオウム」。
それに恐れることなく向き合うこと。
かつてではなく今、そして未来のために、知らずして病んでいるかも知れない「私自身」の治癒のために何が必要なのか。』(「さよならサイレントネイビー」より)

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Lesuphome

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by Lesuphome (2020-01-25 17:30) 

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